辰巳の森ディスクゴルフクラブ

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海外遠征報告その3

   

2016 PDGA 公式戦参加報告(その3)
                           (白井一夫#6075) 

メジャー2試合を終えて、一路、次の目的地ロサンゼルスへ・・・。ここからは、梶山、関口、白井の3名、現地で韓国の、ヒョンドとシナが加わり、5名での道中になります。
公式戦2つを挟んで、最終がUSマスターズ選手権です。ヒョンドとシナは2試合終了後、帰国になります。梶山は、USマスターズ選手権は、私の専属キャディーとして参加します。
公式戦1試合目は、ロスから北に約200Km、土曜日の1DAYトーナメント(Baskets&Barrels Open)です。
この大会、オープンでレイティング1000を超えているのは梶山だけですので、勝ちに行きたいところですが、今までの経験から、地元が多く苦戦しそうです。私は、GMにエントリー。地元でレイティング970以上のDoug Wemerと戦うことになります。
結果は、オープンで、タイトなコースを攻略して40台を連発した梶山が、実力通り優勝、私も、練習以上のスコアで、運良く逃げ切りV。関口は、参加1人でしたので、全員勝った大会となりました。
ここのコース、1つは写真の看板にもあるように、毒蛇とヒョウが出るとのこと、さすがに砂漠地帯ですね。もう1つは、ワイナリー。ブドウ畑の中にコースがあり、クラブハウスでは、5ドルで、5種のワインが試飲できます。(本場カリフォルニアワインです)
公式戦2試合目は、また、北に200Km上ります。もちろんカリフォルニアです。大会名は、End of the Trail Classic。Aクラスの大会でワールドの上位陣も参加します。
ここのコースは、広大な公園を2つに分けて2コース作られています。どれも長めでテクニカルです。オープン出場の梶山は、前半こそやや出遅れたものの、ワールド3位のNikko Locastro、地元のBobby Musick、上位常連のSteven Riko、などの、そうそうたるメンバーを抑え、Aクラス大会初優勝を飾りました。この優勝により、カリフォルニアのプレーヤーの中には、梶山を知らない選手は、ほとんどいなくなったと言っていいでしょう。

いよいよ最終戦、USマスターズ選手権です。この大会には、私、関口と、もう1人、アマ・マスターレディースに吉田が参戦しました。吉田とは、サンフランシスコ郊外にある、Stockton駅で待ち合わせ、フルタイムで合同練習を実施しました。
現地では、アメリカ在住のMakoto Kojima(アマ・マスターに参加)に大変お世話になり、プロ・アマ会場が違う不自由も気にならず、大会に集中できました。
アマの吉田は、1差を争う戦いが続きましたが、1度も首位を譲ることなく初優勝しました。初のトップ争いのせいか、途中で何度かメンタル面での波に襲われましたが、合同練習での強化が役立ったのか、後半落ち着いたプレーを見せて、逃げ切りV。接戦を制し最高の結果となりました。関口は、1人の参加でしたが、好スコアでメジャー2勝目を挙げました。
以下、私の話になります。
全体で、決勝も含め4ラウンドを行います。ここのコースは、ゴルフ場に併設される長いコースと、大きな公園で2コース(やや短め)、決勝は公園の2コースをミックスした特設で争われます。
1ラウンド目、ゴルフ場に併設される長いコース。ここを、梶山キャディーの言う通りに投げられれば、面白い争いが出来そうです。同じパーティーには、優勝候補のJim Schultsがいます。彼は、ワールドのセミファイナルで一緒に回った強豪で、この時は5位。私は9位でした。3番ホール、自分としては、最高のショットでしたが、不整地に捕まりOB。しかし、終わってみると、パー62を56で回れました。練習で最高のラウンドが58でしたので、上々の立ち上がりです。飛距離に自信のあるJimは、54で回り2差、おそらく彼がトップでしょう。結果は、予想通りJim Schultsがトップ、1差にStan Hubbard、私は、3位スタートとなりました。2ラウンド目からは、上位3人の争いが続きます。
2ラウンド目、20ホール、パー60を53で回って、トップを行くJim(55)に並びます。Stanは1差。3ラウンド目、まったく逆の展開で2差、Stanも私に2差で続きます。4ラウンド目、決勝に入ると、Stanがバーディーを量産します。私は、思いのほか伸びず、またしても優勝を逃しました。優勝は、首位を堅持したJim Schultsが獲得しました。
梶山曰く、「取れるところで取れないホールが多過ぎた」との指摘を受けました。
梶山キャディーの的確な指示に、迷いなくプレーを続けられましたが、思い通りのディスクコントロールが出来ない場面が、多々ありました。思い描くラインが、もっと正確に、ミスなく投げられる練習の必要性を痛感しました。しかし、この3位は、キャディー無しには考えられない、とても良い結果だと思っています。梶山キャディーありがとうございました。
私事ですが、国内プロオープンで、毎年1勝を目指していますが、この調子だと、前途多難です。今回の課題を頭に刻んで、頑張って練習するしかありません。

最後になりましたが、長期にわたる遠征をサポートして頂いた、JPDGA,PDGA、並びに現地でお世話になった、大会関係者、サポーターの皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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