2015ディスクゴルフ世界選手権他☆「その2」公式戦2戦
2015ディスクゴルフ世界選手権他(プロの部)(2015.7.15-8.18 Pittsburgh.PAその他)
日曜日は、のんびり次の目的地までドライブのはずでしたが、昨日の大会で、大会の情報をキャッチ、コロンバスから30km程のところで大会があるとのこと。日本でも馴染の深いスコット ストークリー(1999年Worldファイナリスト)が出るというので、参加することにしました。
ぶっつけ本番のコース、しかも山道を利用したタイトなコースに驚きながら、1ラウンド目をスタート。タイトなコースのせいもあって、白井が好調。スコットに4差の3位タイでトップグループ。相変わらず出足の悪い梶山は、トップと9差に付けます。2ラウンド目に入ると、梶山の調子がやや上向き、3位に食い込みました。1位スコット96、2位白井100、3位梶山106、関口は73から68とスコアを伸ばし、レディース2位。参加者は45名程度。面白い大会でした。
移動日を1日ずらし、7/20公式戦2戦目の地、Newbury, OHへ出発です。コロンバスから北東に約160km、事前調査では、ここも湖に隣接しているコースです。
2時間半をかけて現地に到着。もちろんコースの下見に出かけることになりました。
このコース、長さもさることながら、ほとんどが、ティーからゴールが見えないホールが続きます。曲がっていて見えない、樹木で見えない、遠くて見えない、さまざまなバリエーションを見せるこのコースには、各ホール3つのティーがあります。いずれもコンクリートティーで、ブルー(パー69)、ホワイト(パー61)、レッド(パー59)、長い順にサインが色分けされていて、ティーに色の文字と距離表示が埋め込まれています。
同じコースでありながら、各ティーで、まったく違うコースに仕上がっています。
今回の遠征で、もう1度行けるとしたら、間違いなくこのコースを選ぶに違いありません。ラウンドするだけで、全てのショットが必要になる(上手くなる)、そんなコースなのです。
何回まわっても飽きがこないこともあり、朝9時頃スタートして、夜9時までのラウンドが、4日間続きました。毎日3コースを回る訳ですが、レッドで3時間、ブルーで4時間はかかってしまいますので、休憩を入れると、このタイムスケジュールは仕方のない所です。実際の試合では、ブルーの所要時間は5時間を超えていました。
試合の方は、梶山はオープン、白井はシニアで申込みましたが、棄権が出て1人になったため、急遽オープンでの参加となりました。6位まで、賞金が用意されています。関口は、オープンレディースに挑戦することとなりました。こちらは、3位まで賞金獲得です。
初日、やっと調子の出てきた梶山は、2ラウンド目、ブルーのコース記録となる66を、スコットと共にマーク。初日を終わってトップと6差の2位。白井は、トップと14差の5位タイに付けます。関口は、難コースに手こずったものの3位。2位と12差に付けています。2日目、梶山は、地元のボビーがアンダーパーの猛追で、逆転され3位、白井は、スタート時の順位をキープして5位タイ。関口も3位をキープして終了。2戦目も全員、賞金獲得となりました。
ここでは、確か4枚ディスクを池に・・・。ここの15番ホールは、投げ下ろしのアンハイラインで75mほど投げると、ベストポジション。85m以上投げると池に嵌る。そこから木々の間を縫って右に80mほど投げると、90m先にゴールが見えます。2投目も、木に当たると、池に吸い込まれるか、森の中か、いずれもペナルティーは必至のコース。ここと同じように、池に隣接ホールが4つほどあり、ロストは、主に、この4つのホールで起こりました。
2戦目が終わって、飛距離、ディスクコントロールが、かなり向上したような気がしているのは、私だけでしょうか?
そんなコースに別れを告げて、次は、いよいよWorldの会場へ移動です。
(白井一夫2015.9.6)